Friday, December 5, 2008

外国人定住者の子ども就労支援

clipped from mainichi.jp

職業訓練:県が初、定住外国人に タイル張り技能習得、INAX専門校に委託 /愛知

 ◇国のモデル事業

 県は、定住外国人を対象にした初の職業訓練を今月から実施している。厚生労働省の新規モデル事業を受託した。県が常滑市多屋町のINAX建築技術専門校に委託し、タイル張りの技能を習得させるのが目的だ。

 日系人を中心に国内への定住傾向が強まるとともに定住外国人の子供も日本で育ち、就職する例が多い。一方、労働環境は良好と言えないため、国が初めて職業訓練を行うことにした。モデル事業の対象として、定住外国人が多い愛知と静岡両県が選ばれた。

 愛知県の訓練生は20~61歳の16人で、日系ブラジル人が14人(女性が2人)、男性の日系ペルー人1人、女性の中国人1人。いずれも定住資格のある人で、全員が現在求職中だという。

 16人は今月1日から来年2月末まで、平日の毎日、建築技術専門校でタイル張りの作業を学ぶ。国が1人当たり月9万円を補助するため、授業料や実習用教材費は無料。県は訓練後、INAXの関連会社などに就職の照会をする予定という。

 県によると、07年末現在の県内の外国人登録者は22万2184人で▽永住者が5万6013人▽定住者が4万8157人▽日本人と結婚した人が2万5687人--などとなっている。【月足寛樹】

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